学校もメダルも!オリンピアを育てる通信制高校という選択肢

生徒・先生の声

通信制高校

2022/02/21

東京五輪が終わってからあっという間…という感覚だった人も多いであろう北京冬季五輪2022。日本からの出場選手たちも多くのメダルを獲得しました!

どのような結果となった選手も、多くの時間とたゆまない努力を積み重ねた上での五輪出場。その中には、10代の選手も多く出場していました。しかし、国内外への大会出場や、練習時間はどのように捻出しているのでしょうか。
その捻出方法の一つに「通信制高校」という選択肢があります。

それでは、通信制高校出身・在学中の北京五輪オリンピアを紹介していきましょう!

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学業と両立!東京夏季五輪2020オリンピアが選んだ通信制高校という選択肢

フィギュアスケート 男子シングル・団体 鍵山優真選手

オリンピック初出場で、見事銀メダルを獲得した鍵山優真選手!銅メダルに輝いた宇野昌磨選手とともに、表彰台でとびきりの笑顔を見せてくれました。
そんな鍵山選手も、通信制高校出身のオリンピアの一人で、現在は、 星槎国際高校の横浜キャンパスに3年生として在籍しています。

5歳からスケートを始め、高校入学前には「北京五輪を目標に励む」と話し、勉強とアスリート生活を続けてきたという鍵山選手。
これからの活躍がますます楽しみですね。

フリースタイルスキースロープスタイル・ビッグエア 近藤心音選手 

近藤選手は、小学校5年生のときからスキーを開始。
最初は全日制の公立高校に進学するも、世界大会への出場が増える中で通信制高校のNHK学園高等学校へ転入し、練習時間を確保したそうです。

今回、近藤選手は2種目に出場予定でしたが、相次ぐ練習中の負傷により残念ながら棄権となりました。しかし近藤選手は現在18歳。次回の冬季五輪を目指してまた頑張ってほしいですね。

スノーボード・パラレル大回転 三木つばき選手

スノーボード女子パラレル大回転に今回初出場した三木つばき選手。
三木選手は通信制高校である、勇志国際高校トップアスリートコース3年に在籍しています。

地元である静岡県・掛川市では後援会もある三木選手。資金・物品の援助を受けて初めての冬季五輪へと臨みました。今回はメダル獲得とはなりませんでしたが、次回のミラノでの活躍に期待がかかります。

通信制高校は、目標を叶えるための選択肢

通信制高校は全日制の高校よりも、必要な登校日数も少なく、学習時間も自分の空いている時間で行うことができるというメリットがあります。
また、単位制という大学のような単位取得システムであるため、留年するということもありません。

オリンピックに出場したり、世界的な大会に出場する選手は、海外遠征だけでなく練習や合宿もあるでしょう。
そんな多忙な中で学業と両立しようと思うならば、通信制高校はとても心強い選択肢になるはずです。

なお、これはオリンピックやスポーツだけの話にとどまりません。

何かに興味を持ち、それを追求し挑戦するということは誰にでもできることではありません。高校時代にそんなものに出会えたのであれば、通信制高校という仕組みを活用する、という選択肢があることをぜひ知っていてください。

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この記事を書いたのは

通信制高校ナビ編集部