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不登校における関連課題(ニート・ひきこもり・発達障害・いじめ)

不登校における関連課題(ニート・ひきこもり・発達障害・いじめ)

ひきこもりとは

ひきこもりとは

ひきこもりとは、公的な定義はありませんが、「6ヶ月以上自宅でひきこもって社会参加しない状態(学校や仕事に行かないまたは就いていない)が持続しており、統合失調症等ではないと考えられるもの」とされています。

ひきこもりの約40%は小中高校までに不登校を経験しているという調査結果もあり、不登校が長期化することでひきこもりになることが考えられ、ひきこもりを防止する観点からも、不登校への早期の適切な対応は重要であるとされています

ニート(NEET)とは

ニート(NEET)とは

ニートとは、もともとイギリスで生まれた言葉で「通学も仕事もしておらず、職業訓練も受けていない人々」という意味です。しかしながら、イギリスと日本とではニュアンスが違っているようです。
イギリスでは休職中や病気、怪我のための離職中までもが「NEET」と定義づけされていますが、日本ではひきこもりと同様マイナスのイメージとして使われているようです。ニートの明確な定義はありませんが、同義語で「若年無業者」があります。

若年無業者

  • 高校や大学などの学校及び予備校・専修学校などに通学していない
  • 配偶者のいない独身者
  • ふだん収入を伴う仕事をしていない15歳以上34歳以下以下の個人

上記全てに該当する人のことを若年無業者と言います。
ニートは若年無業者の中でも就職したいが求職活動を行っていない「非求職型」、就職したくない「非希望型」の総称として用いられているようです。
不登校者やニートらさまざまな生徒のニーズに対応するため、教育委員会では通信制高校を新設する県も相次いでいます

発達障害とは

発達障害とは

不登校の原因として「学業不振」を挙げる生徒は小学校で7.5%、中学校で8.9%、高校で8.0%。しかし、単純に勉強について行けないということではなく、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)等の発達障害が元で学習進度に影響が出ている場合も多く、問題になっています

周囲との人間関係がうまく構築できない、学習のつまずきが克服できないといった状況が進み、不登校に至る事例は少なくないとの指摘もあります。不登校対策上LDやADHDの発達障害に適切に対応することも重要な課題でしょう。

LD(学習障害)

知的発育の遅れではなく、聞く、話す、読み書きする、計算する、などの能力のうち、一部のものの習得が困難になる状態のことをいいます。

ADHD(注意欠陥/多動性障害)

人の話が聞けない、聞いてもすぐ忘れてしまう、落ちつきがなくじっとしていられない、といったことが著しく現れる状態のことです。

いじめについて

発達障害とは

文部科学省の調べによると、ここ数年減少傾向にあった、小学校から高校までの平成24年度発表のいじめの認知件数は7万件と、前年度の7万8千件より7千件の減少がみられたとのこと。
しかしながら、いじめを苦にして自殺する生徒が後を絶たないのも事実。社会現象となり、自殺の連鎖反応が起こっています。こうした現実から大人が把握できていない水面下で、いじめが発生しているのがわかります。

いじめの発生件数を学年別にみると、小学校から学年が進むにつれて多くなり、中学1年生が最多で全体の約20%強を占めます
いじめを受けている生徒は、仕返しを恐れる、プライドや恥ずかしさが影響して、身近な教師や親といった大人に相談できていないことが多いものです。そういったときはスクールカウンセラーや精神科医に相談するのも有効ですが、実際はいじめという問題の解決にはなっていません。

専門家のアドバイスを受けつつも、身近な大人が解決方法を探さなければまた同じことを繰り返してしまう恐れもあるのです。
いじめを受けている生徒はどこかで小さなSOSを出しているはずです。それに気付くような家庭環境であり、学校環境にならないと本当の意味でのいじめはなくならないでしょう