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通信制高校選びの比較ポイントと失敗しないためのチェックリスト

通信制高校選びの比較ポイントと失敗しないためのチェックリスト

あなたが、通信制高校への入学を考えている理由はなんでしょう。

「全日制の高校で不登校になったから」という人もいれば、 「やりたいことがあるが、全日制では両立が難しい」 「すでに成人しているけれど、高校を卒業したいと思った」 という人まで、通信制高校を選ぶ理由は人それぞれだと思います。

しかし、「自分に本当に合った学校」を選ぶことが、卒業への最大の近道となります。

卒業後の進路も視野に入れながら、失敗しないために確認すべき7つの重要な比較ポイントを整理していきましょう。

動画で詳しく知りたい人は、こちらからご覧いただけます。
【必見】自分に合う通信制高校の選び方!絶対に確認したい>ポイント6つを解説します

ポイント① 学費の比較:公立と私立の授業料・就学支援金

ポイント① 学費の比較:公立と私立の授業料・就学支援金

通信制高校の学費で差が出る主なポイントは、「私立か公立か」「スクーリング(登校)が多いか少ないか」「専門的な勉強ができるかどうか」が挙げられますが、最も大きな差となるのが「私立か公立か」の部分です。

形式 年間学費(目安)
公立 1〜5万円前後(諸費用込み)
私立 学費:20〜35万円前後(通学スタイルにより幅あり) + 諸費用:年間10〜30万円程度

全日制同様、通信制高校も公立に比べて私立の通信制高校の方が授業料は割高となります。

ただし、公立は自学自習、自己責任、自己管理で卒業を目指すことが基本姿勢となるため、中学卒業程度の学力があり自主的に勉強に励める人でなければ、卒業が難しい場合もあるでしょう。

【重要】公的支援制度「高等学校等就学支援金」


私立・公立ともに、国の高等学校等就学支援金制度の対象となるため、世帯年収によっては授業料の負担が大きく軽減されます。特に公立の場合は実質的な負担がほぼ無くなるケースが多く、私立でも支援金適用後の実質負担額で比較検討することが重要です。

ポイント② 通学範囲で選ぶ:広域・狭域のメリット・デメリット

通信制高校は、生徒が通学できる区域によって「広域」と「狭域」に分けられます。

  • 広域通信制高校 ⇒ 全国あるいは3つ以上の都道府県の生徒が募集対象
  • 狭域通信制高校 ⇒ 高校所在地ともう1つの都道府県の生徒が募集対象

私立の通信制高校は広域通信制を導入しているケースが多く、高校とは別にスクーリング会場を設けているので県外の生徒も募集対象です。

少なくとも、年間数日~20日程度のスクーリングが必要となるため、通学に無理のない距離での高校を探しましょう。

また、普段は登校することが難しいという人でも、年に1週間程度の合宿に参加すると出席としてカウントされる「集中スクーリング」を採用している学校もあります。

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ポイント③ 登校頻度で選ぶ:多様化するスクーリングとオンライン授業

ポイント③ 登校頻度で選ぶ:多様化するスクーリングとオンライン授業

通信制高校にもスクーリングと呼ばれる面接指導があります。これは学校への登校日と考えてください。

一般的には月2回~週3回登校する学校が多いようですが、登校頻度は学校により大きく違います。

  • 毎日登校型の学校(全日制に近いスタイル)
  • 年に1度の合宿形式で集中スクーリングを行う学校
  • インターネットを使用した放送視聴により実際の登校は年数日で済む学校(オンライン特化型)

最近では、授業だけでなくホームルームや進路指導までオンラインで完結できる学校も増えています。学校内でもコースが複数ある場合は、登校頻度を変えることが可能な場合もあるので、数年後の状況が分からないといった人は、コース変更が可能かどうかもチェックしておきたいポイントです。

ポイント④ 勉強のサポート体制と通信制サポート校の利用

ポイント④ 勉強のサポート体制と通信制サポート校の利用

通信制高校は自学自習が基本のため、独学による最短3年間での卒業が難しいという人もいます。そのため、少しでも勉強しやすい環境を整えておくことが重要です。

例えば、私立の通信制高校では、タブレットやスマートフォンでも勉強ができるほか、動画の授業(eラーニング)を取り入れている学校も多く、時間や場所を選ばず学習ができます。

また、自分1人での学習が難しいという人には、「通信制サポート校」を利用する選択肢もあります。

通信制サポート校とは、通信制高校に在籍する人に対して、単位取得・進級などに必要とされる支援を行う塾のような教育機関です。個別の学習指導、メンタルサポート、進路相談など、きめ細やかな支援が受けられます。

通信制サポート校の費用目安

形式 費用目安
入学金 5万円〜20万円
授業料・施設料・行事費 35万円〜80万円
初年度納入金の合計 50万円〜100万円(学校により幅あり)

ポイント⑤ 学べる内容と進路実績の比較

ポイント⑤ 学べる内容と進路実績の比較

通信制高校には、さまざまな学科やコースを設けている学校があり、大学進学コースや美容・健康の専門科目コース、資格取得やマナー研修といった社会人としての基礎を学ぶ総合学習コースなどの多種多様なコースがあります。

なかには航空工学科など特殊な知識を学べる学校もあるため、自分の興味のある専門学科が設置されている学校を選ぶのもよいでしょう。

進学実績の重要性

最近では、通信制高校生の進学率も上がってきており、大学や専門学校へ進む生徒が増えています。特に「大学進学コース」を設けている私立通信制高校では、受験指導に力を入れており、一般入試や総合型選抜(旧AO入試)での合格実績も豊富です。

また、通信制は自由のきく学習スタイルであることから、専門科目を学び資格を取得し、通信制高校を卒業後すぐに職に就くという選択をする人も多くいます。

卒業後のプランも視野に入れて、学校を比較することも自分に合った学校を選ぶポイントのひとつです。

ポイント⑥ 入学時期や転籍といった制度から選ぶ

ポイント⑥ 入学時期や転籍といった制度から選ぶ

全日制や定時制と併設されている学校は、通信制過程から全日制課程へ転籍可能な学校も存在します。

入学当初は毎日通学することが困難であっても、通信制から始めてゆくゆくは全日制へ移りたいと思っている人は、そういった学校を選択肢に入れてみるのもよいでしょう。

また逆に、全日制から通信制高校に移りたいとなった場合にも、転入や編入を随時募集している通信制高校もあるため、期間を空けずに勉強を続けることが可能です。

(※新入学は4月と10月の入学募集が一般的です)
(※すべての通信制が転籍可能ではないため、必ず学校への確認が必要です)

まとめ

通信制高校は、不登校や病気などなんらかの事情で高校に進学しなかった生徒や、高校を中退してしまった生徒が学びやすいよう配慮しているケースが多数です。また、全日制や定時制に比べて、学校の特色が幅広く柔軟であるという特長があります。

学校のサイトやネットで調べてもわからないことがある場合は、積極的に資料請求や説明会に参加し学校のことを知ることで、精神的にも体力的にも、そして経済的にも自分に合った学校なのかを見極めて、少しでも充実した通信制高校生活を送ってくださいね。

この記事を書いたのは

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通信制高校ナビ編集部

「一人ひとりに最適な学校探し」をテーマに、さまざまな進路選択を考える生徒さん、親御さんに向けて、よりたくさんの選択肢を提供できるよう、通信制高校、サポート校に関連する情報を発信しています。

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