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高校での転入・編入の大きな違い 入学時期や単位はどうなる?

「もうこの高校に行くのが辛い」「一度高校を中退したけど、もう一度チャレンジしたい」そんな時、通信制高校に転入や編入を考えてみてはどうでしょうか?
この記事では、新入学よりも学費や時間を節約できる転入・編入の違いを知りつつ、あなた自身が転入・編入のどちらを選ぶべきかを具体的に解説していきます

この記事の目次

  1. 転入とは? 編入とは?
    1. 転入とは
    2. 編入とは
  2. 転入・編入の違いでどんな影響があるの?
    1. 入学時期
    2. 単位の引き継ぎ
    3. 卒業時期
    4. 学費
    5. その他
  3. 転入・編入のどちらを選ぶべき?

転入とは? 編入とは?

転入と編入のしくみ

転入と編入は言葉こそ似ていますが、意味は大きく異なります。

転入とは

転入とは、現在まだ他の高校に在籍している生徒が、別の学校に入学することをいいます。イメージとしては「転校」と大きな差異はなく、空白期間がないため、同級生と同じタイミングで卒業を目指すこともできます。

編入とは

編入とは、すでに他の高校を中退した生徒が、別の学校に入学することを指します。前の在籍高校で取得した単位は、卒業に必要な単位数として編入後の高校でも引き継ぐことが可能です。高校1年生で、単位を取得する前に中退した人は、他の学校へ移る際は編入ではなく「再入学」という形になります。

転入・編入の違いでどんな影響があるの?

転入になるか、編入になるかでさまざまな面に影響があります。
気になる部分があればチェックしてみましょう。

入学時期

転入であれば、随時受け付けている学校が多いですが、編入となると時期が決まっていることも。そのため、編入だとすぐに入学することができないため、どこの学校にも在籍しない空白期間ができてしまいます。

また、3年次に編入する場合は、編入時期を考慮しないと単位取得のためのレポートやスクーリングに時間を取られてしまい、受験勉強に集中できないという悩みを抱えることになりかねません。

なお編入の際には試験として、簡単な面接や筆記試験、作文などがある場合がありますが、選抜テストというよりは、生徒の現状を学校側が知るために行われています。

■主な学校の入学可能時期
学校 転入時期 編入時期
ルネサンス高等学校 随時 4月、7月、10月、1月
NHK学園高等学校 5月1日~8月1日、9月1日~翌1月1日 4月、10月
わせがく高等学校 随時 随時
ヒューマンキャンパス高等学校 4月~12月まで毎月1日 随時(主には4月、10月)

このようにカリキュラムの都合上、受け入れ時期が決まっている学校もあるため、気になる学校があるなら、まずその学校の受け入れ状況について資料を集め、学校に問い合わせを行いましょう。

単位の引き継ぎ

転入でも編入でも、引き継げる単位の数は変わりません。理由は、多くの全日制で採用している「学年制」というしくみです。学年制では1年間をかけて単位を取得するため、年度の途中で別の学校へ移ったり退学したりした場合は、その年度の単位を取得することはできません

ただし、退学→編入 となった場合は、数ヶ月間の空白期間ができてしまうため、その分単位取得のために使える時間は少なくなってしまうので注意が必要です。

転入と編入のタイミングによる単位取得期間の違い

転入であれば、学校や、授業の進み具合によっては授業への出席回数を加味してもらえる場合もあります。詳しくは一人ひとりの状況によりますので、学校と必ず相談するようにしましょう。

卒業時期

上の「単位の引き継ぎ」でも説明した通り、編入の場合は転入よりも単位取得のために使える時間が少なくった場合、必要な単位数を取得することができなくなり同級生と卒業時期がずれてしまう可能性があります

しかし、単位数が足りなければ卒業時期が伸びるのは転入も編入も一緒なので、自分が卒業できるようサポートしてくれる学校を選ぶことも大切です。

学費

通信制高校では「単位制」という仕組みであるため、単位ごとに費用がかかります。そのため、転入でも編入でも単位取得のための費用は変わりません。施設利用費や諸経費といった固定費用についても違いはないでしょう。ただし、入学の時期によって施設利用費や諸経費が年間分かかるのか、それとも半年分だけでいいのかは学校の規定によって変わってくるので注意が必要です。

なお、編入によって単位取得期間が短くなり卒業が伸びてしまった、という場合は、単位取得以外の費用が追加でかかってしまうことは覚えておきましょう

その他

編入の場合は、一度学校を離れることになるため高校に通っている場合は「○○高校 中途退学」と履歴書に書く必要があります。
その点転入の場合は、空白期間が存在しないため、履歴書に退学と書く必要はありません。

転入・編入のどちらを選ぶべき?

転入でも編入でも新入学でも、高卒資格が取得できることに変わりはありません
ただ、一度高校を中退し、もう一度卒業を目指そうと考えているなら、新入学より単位が引き継げる可能性がある編入を選べば、より早く卒業を迎えることができます。

また、もし現在高校に在学しているなら、一度学校を離れる編入ではなく、転入を選べば、より柔軟に入学時期を選択でき、卒業までの期間や費用を抑えることもできます

転入するか編入するか迷った時は、入学への柔軟性、卒業までの時間、費用の面で、編入よりも転入を選択できないか検討することをおすすめします。