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文部科学省による不登校の統計(平成28年確定値発表)

文部科学省による不登校の統計(平成28年確定値発表)

文部科学省では不登校に関する調査を行い、統計を出しています。その統計値からさまざまな傾向が見られます。
ここでは、平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果から不登校の現状を見ていきましょう。

不登校生徒数の変化

平成28年度不登校生徒数
学校 生徒数(割合) 不登校生徒数 前年度比
小学校 6,491,834人 31,151人 12.90%
0.48%
中学生 3,426,962人 103,247人 4.90%
3.01%
高校 3,315,453人 48,579人 2.00%
1.47%

不登校生徒の割合は中学校が最多となっています。
高校で減少するのは中学校で不登校になった生徒が進学しないケースや、通信制高校などの中学時代にはなかった形態により、徐々に登校できるようになる生徒が多いためと考えられます。

学年別不登校生徒数
学校 1年 2年 3年 4年 5年 6年 合計
(単位制)
小学校 1,579 2,559 3,832 5,598 7,677 9,906 31,151
中学校 26,360 37,304 39,583 - - - 103,247
高校 12,280 10,752 7,678 361 17,508 - 48,579

不登校の生徒数は小学校から中学校までは学年が進むにつれて増加し、中学3年生が最多となっています。一方高校では不登校になった生徒は中途退学や留年するケースが増えるせいか、学年が進むにつれて減少するという傾向にあります。

不登校になったきっかけ

不登校になったきっかけ
区分 小学校 中学校 高校
学校生活に起因 いじめ 202 490 107
0.60% 0.50% 0.20%
いじめを除く友人関係をめぐる問題 5,723 28,076 7,409
18.40% 27.20% 15.30%
教師との関係をめぐる問題 1,282 2,371 534
4.10% 2.30% 1.10%
学業不振 4,255 22,085 8,787
13.70% 21.40% 18.10%
進路に係る不安 352 5,165 4,112
1.10% 5.00% 8.50%
クラブ活動、部活動への不適応 78 2,996 866
0.30% 2.90% 1.80%
学校のきまり等をめぐる問題 648 4,264 1,857
2.10% 4.10% 3.80%
入学、転編入学、進級時の不適応 1,263 6,908 6,251
4.10% 6.70% 12.90%
小計 13,803 72,355 29,923
44.40% 70.10% 61.70%
家庭生活に起因 家庭の生活環境の急激な変化 16,216 29,788 7,252
52.10% 28.90% 14.90%
項目に該当なし 5,802 20,365 14,897
18.60% 19.70% 30.70%
合計 31,151 103,247 48,579

※複数回答含
※パーセンテージは各区分における不登校児童生徒数に対する割合

不登校になるきっかけは小学生、中学生、高校生とさまざまではあるものの、年齢が低くなるほど、家庭生活に起因する不登校の割合が大きくなっています。
しかしながら、要因は「学級担任など当該児童生徒の状況を最も把握することができる教職員」が、「保護者の意見を踏まえ、スクールカウンセラー等の専門家を交えたアセスメント(同意)を行った上で」報告しています。そのため、本音を話せない、自分でも分からないという不登校者の実情が本当に反映されているとは限りません