夢を夢で終わらせないために鹿島学園を選んだ【鹿島学園(国立音楽院) 卒業生】

取材

2016/05/10

3月10日(木)、東京・渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールにて実施された鹿島学園高等学校通信制課程の卒業式。
国立音楽院(サポート校)にも在籍していた生徒さんと、キャンパス長である先生にお話を聞いてみました。

音楽療法士になるという夢に近づくため、鹿島学園に入学

●お話を伺った人

星野妙佳さん
2013年4月入学。鹿島学園高等学校通信制課程 秋葉原キャンパスに在籍。鹿島学園で学ぶと同時に国立音楽院(サポート校)にも通学し、卒業後は音楽大学で音楽療法を専攻。

 

羽生 奏先生
鹿島学園高等学校通信制課程
秋葉原キャンパス キャンパス長

 

── 鹿島学園に入学したきっかけは何ですか?

星野さん「国立音楽院(音楽について学べるサポート校)に入ることを先に決めていたので提携校である鹿島学園に入学しました」

── では、国立音楽院に入学したいと思った理由は?

星野さん「小さいころからバイオリンを弾いていたため、音楽が好きなんです。将来は音楽療法士になりたいと考えているので、音楽大学合格を目標に掲げて入りました」

── 音楽療法士ですか。目指そうと思った理由はどのようなものだったのでしょう?

星野さん「心理カウンセラーに興味があり、バイオリンも習っていたので、心理と音楽の両方が学べるという点に魅力を感じたからです。
音楽療法士は、例えば介護施設で認知症予防のために音楽を用いて脳を活性化させるとか、障がいがある方がうまく物を持てるように、打楽器を使ってしっかり手で握らせて筋肉を鍛えるといったことをします。
音楽で心も体もリフレッシュして健康になれるようサポートする職業ですね」

── 音楽療法士になれたら、どういった分野で働きたいですか。

星野さん「障がい児サポートをしたいと思っています。国立音楽院で障がい児の方に関する映像を見て、『純粋に音楽をやるってこういうことなんだな』と学びました。そういう子たちと接する中で、自分も音楽を使って何か役に立てるのではないかと考えています」

── 羽生先生は、星野さんの進路について、どうお考えですか。

羽生先生「星野さんは、しっかり者で繊細な面もあり、人の気持ちがわかるので向いていると思います。好きな音楽に関われるので、とてもいい進路選択ではないでしょうか」

仲良くしてくれる友達や先生の存在と、学校での貴重な体験

── 鹿島学園と国立音楽院の両立は、大変ではなかったですか?

星野さん「楽しかったです。学校で勉強を教えてくれたり、試験勉強に付き合ってくれたりする友達がいたので」

── では、高校生活で印象に残っていることはありますか。

星野さん「国立音楽院では、音楽療法の授業でやったアンサンブルです。障がいをもっている子も
その授業に参加していて、どうしたらその子たちがちゃんと演奏できるかを考えましたね。そこで初めて、みんなでひとつの音楽を作るという貴重な体験ができました。
鹿島学園では、林間学校が印象に残っています。同級生の意外な一面を見ることができたし、別の角度から物事をとらえることができるようになり、人として成長することができたと思います」

── 鹿島学園・国立音楽院、それぞれの魅力はどんなところでしょうか?

星野さん「鹿島学園では、1回会って話しただけで、次に会うまで友達がちゃんと自分のことを覚えてくれていて、仲良くしてくれるのがすごく嬉しかったです。国立音楽院は、先生がみんなフレンドリー。すばらしい先生のもとで、音楽に集中できることが魅力だと思います」

── 最後に、これから鹿島学園に入学する人にメッセージをお願いします。

星野さん「好きなことに時間が使え、しっかりと勉強もできます。多くの友達と仲良くできるし、先生も気さくですよ」

── 羽生先生は今後の星野さんに、何を期待しますか。

羽生先生「音楽療法士になるという目標を実現してほしいですね。そのためには、諦めないこと、目標を見失わないことが大事です。
私には諦めた夢があり、壁を乗り越えて夢を叶えようという勇気がなかったんです……。だから、星野さんにはどんなことがあっても諦めずに頑張ってほしいなと思います」

おわりに

羽生先生と星野さんの会話や表情を見聞きして、お互いに信頼できる存在になっていると感じました。
先生からの信頼も厚い星野さんなら、早い時期から抱いていた音楽療法士になりたいという夢を叶えて、みんなを明るくサポートしてくれるでしょう。

取材協力

この記事を書いたのは

通信制高校ナビ「リアル通信制」編集部