【詳しく知りたい!】サポート校と通信制高校の組み合わせは自由に選べるの? 中央高等学院へ取材してきた

取材

2018/10/15

通信制高校を調べていると見かけることのある『サポート校』というキーワード。ホリエモンこと堀江貴文氏が設立したことで話題となった『ゼロ高』もサポート高という形式です。

しかし、サポート校がどんな場所なのか、通信制高校とは何が違うのかといったことについてはよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、毎日登校型であるサポート校『中央高等学院』の諸岡さんに、サポート校についての疑問と中央高等学院のことをお聞きしました。
ここでは「通信制高校とサポート校の組み合わせは自由に選べるのか」という疑問について紹介します!

前回の「通信制高校とサポート校の関係とは」はこちらから御覧ください。

通信制高校とサポート校の組み合わせ、自由に選べるの?

<取材を受けてくれた方>
中央高等学院 スクールマネジメント事業部事業部長 諸岡利幸さん 

── サポート校だけでは高校卒業資格は得られないため同時に通信制高校にも入学しなければいけない、ということですが、その通信制高校は自由に選ぶことはできるのでしょうか?

諸岡さん一般的にはサポート校が指定する通信制高校しか選ぶことはできません。

なぜかというと、まず通信制高校で生徒はレポートを作成するのですが、当然その内容は各学校で違います。たとえ習う単元が同じでも、問題の内容や使う教科書も違うんです。

もしサポート校が『答えを教えるだけの学校』であれば、どこの通信制高校を選んでもらっていいのですが、大学進学を希望する生徒も多い中で、やはり基礎学力をつけながらレポートも完成させるとなると、複数の学校に所属する生徒達を指導するというのは授業の効率がとても悪いんですね」

── なるほど、生徒の所属する学校がバラバラだと、教える先生方に余計な労力がかかるわけですね。

諸岡さん逆に生徒の立場になっても、学校を指定されることでのデメリットというのは、ほぼ無いと考えています。もちろん授業料の高い安いは多少ありますが、サポート校の学費と合算で考えてもらうと、それほど差はありません。

通信制高校の学費は就学支援金の対象にもなっているので、通信制高校の学費の違いが(通信制高校とサポート校)トータルの学費に大きく影響することはないでしょう」

サポート校が特定の学校と提携しているメリットはある?

── デメリットはほとんどない、ということでしたが、逆に特定の学校と提携していることによるメリットはあるのでしょうか?

諸岡さん「中央高等学院の場合のメリットは、主に2点です」

  • 中央高等学院の提携通信制高校である中央国際高等学校は、株式会社立ではなく、運営や認可が大変な学校法人として設立した高校なので、倒産や株主の意向による事業縮小などがなく安心
  • 中央国際高等学校は、中央高等学院が母体となって設立した学校なので、教育方針が一貫している

諸岡さん「ゆとり教育の反動で、中学校までに教える内容が増えているんです。その中で、理科の実験だとか体験授業といった、自分の体や自分の目で見て直接体験する機会が減ってきていると感じています。

そういった体験する機会を生徒たちにはきちんと持ってもらいたい。そういう想いが、サポート校である我々も、提携する通信制高校 中央国際高等学校も同じなので、千葉県での臨海学校や年2回の修学旅行などの行事をしっかりと行うことができているのです」

まとめ

通信制高校とサポート校を自由に選択することは難しいということでした。

しかし、多少の学費の差はあるものの、生徒に大きなデメリットはなく、むしろ学校方針などが合う学校と提携しているため、生徒にとってもサポート校と通信制高校の間でブレがなく、スムーズな学校生活が送れるようです。

次回は、「サポート校のメリット・デメリット」に加え、中央高等学院についても紹介したいと思います!

取材協力

この記事を書いたのは

通信制高校ナビ「リアル通信制」編集部