【詳しく知りたい!】サポート校のメリットとデメリットって何があるの? 中央高等学院へ取材してきた

取材

2018/10/22

通信制高校を調べていると見かけることのある『サポート校』というキーワード。ホリエモンこと堀江貴文氏が設立したことで話題となった『ゼロ高』もサポート高という形式です。

しかし、サポート校がどんな場所なのか、通信制高校とは何が違うのかといったことについてはよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、毎日登校型であるサポート校『中央高等学院』の諸岡さんに、サポート校についての疑問と中央高等学院のことをお聞きしました。
ここでは「サポート校を利用するメリットとデメリットはなにか」という疑問について紹介します!

同じく中央高等学院に聞いた、「通信制高校とサポート校の違いとは」「通信制高校とサポート校の組み合わは自由に選べるの?」もご覧ください

サポート校を利用するメリットはなに?

<取材を受けてくれた方>
中央高等学院 スクールマネジメント事業部事業部長 諸岡利幸さん

── 通信制高校を卒業するためのサポートとして、学習では家以外の場所で勉強できるといったメリットがありますが、他にはどんなメリットがあるのでしょうか?

諸岡さん教えてもらえる環境はもちろん、集団型の授業があることはメリットではないでしょうか。うちでは、生徒には『いつでもきていいよ』と言っていますが、全体での時間割があって、それに合わせて授業に参加してもらっています。

授業に出席できなくても、先生に聞きにきてくれれば個別で教える、というフォローはもちろんしますが、徐々にでも集団に入っていけるように声はかけています。人と接点を持たないままで、今後の人生を過ごしていくことはなかなか難しいですからね

── 卒業後のことまで考えて、集団での授業を行っているんですね。ちなみに、教えてくれる先生というのはどんな方々なのでしょうか?

諸岡さん「教員免許を持っていない人もいますが、基本的には全員がフルタイムで正社員として働いています。ごく一部に短時間勤務や曜日限定の方がいますが、それは元々フルタイムで働いていたけれど、ご家庭の都合などで短時間勤務等を選んだ方々ですね。

一般的な時間講師っていうのは、時間割が決まっていてその授業のときだけ学校にくるというものなんですが、中央高等学院の先生は授業がない日でも学校に来て、生徒の相談に乗ったり勉強の質問に答えたりしています

── 短時間勤務であっても、その先生が好き・気が合う、という生徒にとっては安心できる要素ですね。

デメリットはなにがあるの?

── では逆に、サポート校のデメリットはありますか?

諸岡さん費用が単純に二重にかかる。1番はそこでしょうね。
サポート校は就学支援金の対象にならないので。それ以外のデメリットは…分からないですね」

── 費用が問題でサポート校を利用できない、という方もいるわけですね。

諸岡さん「そうですね。でも、中には生活保護を受けている家庭の生徒もいますよ。就学支援金や、国の教育ローンを使用しています。養護施設の生徒であればその施設の支援などがあって、通うことができています。

お金の工面ができないかな、というのは入学相談の段階で一緒に考えますので、お金の心配があっても、ぜひ相談してほしいですね

── 中央高等学院は毎日登校する形ですよね。週2回コースなどで授業料を安くする方法もあると思いますが、ないのはなぜなのでしょうか?

諸岡さん「週2回コースとなると、だいたい水・金とか曜日が決まっているんですよ。でもその決まった曜日にきちんと登校できる生徒は、自分の行きたい・行きたくないっていう気持ちをコントロールできる生徒です。

そのような生徒って現実的にはあまりいなくて、曜日を決めると来られなくなってしまう場合も多いです。だから、週2回コースは設定すべきじゃないというのが、うちの学校の考えですね」

── なるほど。毎日登校するのは進学先が決まったあとも同じですか?

諸岡さんうちでは大学受験を生徒に勧めていますが、決してそこをゴールにはしていないんです。

最近だと、推薦とかAO入試で夏の時期から進学先が決まる生徒が出てきていますが、夏期・冬期講習や進路決定以降の授業もきちんと受けて、基礎学力をしっかり身につけた上で進学しないと大学でついていけないよ、と伝えています。

受かったあとも、最後まできちんと学校に通う習慣、学習する習慣を続けて行こうという考えがあるんです」

どんな人に中央高等学院はおすすめ?

── こんなことを考えている、感じている人は、中央高等学院がぴったりだよ! と言えるものはありますか?

諸岡さん「大人や先生に嫌な気持ちがあったり、学校を苦痛の種みたいに受け止めたりしていても、心のどっかで『やっぱりみんなと同じように毎日通う場所が欲しい』『本当は学校に行きたい』『できれば全日制に行きたい』というような気持ちが自分の中にあるならば、ぜひ中央高等学院に来てほしいと思います

── それはなぜですか?

諸岡さん「私達は生徒の高校卒業だけを目指しているわけでなく、学校の宣伝として有名大学に入学してほしいわけでもなく、一人ひとりが社会に出てきちんと生き抜いていけるだけの力を身につけてもらうことを目標としています。

自分の可能性について、決して諦めることなく、ほんのちょっとでもいいので自分の可能性を少しでも信じられる子であれば、その可能性を一緒に見つけるし、そこを広げて次のステップに行けるように精一杯支援したいんです。

たまに、『どうしようもない生徒が行くのがサポート校』みたいなことを言う人もいます。生徒や保護者の方々もそういう言葉を耳にするかもしれません。それでも、どんなことがあっても、そういうことを言う人には、『生徒は今、環境を変えたことで学校に通えています』と伝えたいと、いつもいつもそう思っています

まとめ

サポート校のメリット・デメリットに加えて、中央高等学院の魅力について紹介してきましたが、サポート校への疑問、少しは解消できたでしょうか?

中央高等学院についても、お話してくれた諸岡さんは力強い言葉で、「生徒に学校生活を味わって欲しい。将来進学しても社会に出てもやっていける力をここで身につけさせてあげたい」と終始仰っていました。

高校卒業へのサポートはもちろん、毎日学校生活を送りたい、将来のことなどを一緒に考えて欲しい、そんな気持ちがある方は、サポート校、そして中央高等学院を検討してみてはいかがでしょうか。

取材協力

この記事を書いたのは

通信制高校ナビ「リアル通信制」編集部