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沖縄県が夜間中学の「卒業」認定

 沖縄県は戦中戦後の混乱で小中学校に通えず民間の運営する夜間中学で学んできた60、70代の女性7人に対し、中学校の「卒業」を認定することを決めました。、「中学校と同等の在外教育施設の課程を修了した者」として認め、卒業生は定時制、通信制高校への進学の道も開けることになりました。
戦争や戦後の生活難のため就学機会に恵まれなかった境遇に配慮した特例措置だそうです。
民間運営の自主夜間中学で高校受験が可能になるのは、札幌市の自主夜間中学に次いで全国二例目となります。

 60代や70代になっても学びたいという熱意を持ち続け、実践に移すのは並大抵のことではないと頭が下がる思いです。そしてそんな熱い思いに行政が応えたのは、これから学びたいと思う人たちにとっても希望となるでしょう。

 通信制高校や定時制高校は年齢を問わないため、このように学びたいという強い意志を持った、人生の先輩というべき方々とも出会え、幅広い人間関係を築くこともできるのです。

日時:2007年02月07日 18:34:09

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