通信制高校では、レポート提出・スクーリング・テストを繰り返し、単位を取得していきます。そして卒業に必要な74単位を取得することで、高校卒業資格を得ることができます。

このページでは、2026年現在の最新情報を踏まえ、スクーリングの意味や回数・服装・オンライン免除の仕組みまで、疑問をまとめて解説します。この記事を読むことで、自分に最適な登校スタイルが明確になるはずです。
スクーリング(面接授業)ってどんなもの?行かずに単位は取れる?
スクーリングとは、学校やスクーリング会場に登校して、先生から直接指導を受けることをいいます。スクーリングの頻度は科目ごとに決まっており、定められた回数の授業を受けないと単位を取得できません。
なお、学校によっては映像授業やオンライン授業を受けることでスクーリングとして認められる場合もあります。後述するメディア学習の活用で、スクーリング時間を最大60%まで削減できる仕組みも整っています。
なぜスクーリングが必要?通うことで得られる3つのメリット
通信制高校は自学自習が基本ですが、一人でレポートを進める中で「どうしても解けない問題」に直面することもあります。スクーリングはそうした疑問を解>決するだけでなく、以下のような大きなメリットがあります。
- 対面指導で理解が深まる:先生にその場で質問でき、苦手科目を克服できます。
- 同じ目標を持つ仲間ができる:交流を通じて学習のモチベーションが維持されます。
- 多様な体験活動:地域のスポーツ施設での体育や、文化祭・修学旅行といった「特別活動」で思い出を作れます。
【2026年最新版】どれくらい行く必要があるの?(回数目安)
スクーリング(面接指導)の回数は、文部科学省の学習指導要領によって定められています。実技系科目はスクーリングが多くレポートは少なめ、座学科目は>レポートが多めに設定されています。
| 各教科・科目 | 添削指導 (回) |
面接指導 (単位時間) |
|---|---|---|
| 国語,地理歴史,公民及び数学 | 3 | 1 |
| 理科に属する科目 | 3 | 4 |
| 保健体育のうち「体育」 | 1 | 5 |
| 芸術及び外国語 | 3 | 4 |
| 家庭,情報,専門教科 | 2~3 | 2〜8 |
※学習指導要領に基づく標準値(2026年3月現在)
また、卒業までには教科学習とは別に、ホームルームや行事などの「特別活動」を3年間で30時間以上履修する必要があります。
どんな服装で行けばいい?

通信制高校の多くは私服登校が認められています。Tシャツにジーンズなど、清潔感のあるカジュアルな服装で問題ありません。もちろん、学校指定の制服がある場合はそれを着用しても良いですし、自分の好きなファッションで通う生徒もたくさんいます。
体育の実技や家庭科の調理実習など、科目によって服装を指定されることがあるため、学校からの指示をしっかり確認しましょう。
スクーリング回数を減らす方法|オンライン活用と合宿形式
「家庭や仕事の都合で通学が難しい」「人混みが苦手」という方でも、スクーリングのハードルを下げて卒業することが可能です。
1. 合宿形式(集中スクーリング)を利用する
年に1〜2回、数日間の泊まり込みで集中的にスクーリングを行うスタイルです。沖縄などのリゾート地や自然豊かな本校で体験学習を兼ねて実施する学校が多く、友人を作りやすいのが魅力です。旅費が別途必要になる点には注意しましょう。
2. オンライン・メディア学習による免除制度【最大60%免除】
文部科学省の最新ガイドライン(令和5年改訂)に基づき、オンライン授業や動画視聴を活用することで、スクーリング時間の最大60%を免除することが認められています。これにより、実際の登校日数を年間5〜7日程度まで削減している学校も増えています。
気になる学費の相場(2026年3月時点)
2026年度からは就学支援金の所得制限が実質的に撤廃されており、自己負担額はさらに抑えられる傾向にあります。最新の学費目安は以下の通りです。
■ 通信制高校
・公立:1〜5万円前後(諸費用込み)
・私立:学費 20〜35万円前後(通学スタイルにより幅あり)
諸費用 年間10〜30万円程度
■ 通信制サポート校
・入学金:5万円〜20万円
・授業料・施設料・行事費:35万円〜80万円
・初年度納入金の合計:50万円〜100万円
最近は毎日登校型の学校も人気!
「不登校を経験したが、やはり学校で友達と過ごしたい」というニーズの高まりから、毎日登校型のコースも注目されています。週2〜3日はスクーリング形式の授業を行い、残りは資格取得や専門分野(美容・ITなど)の学習、レクリエーションに充てるスタイルが一般的です。
毎日登校は学習習慣を身につけやすく、先生や友人との絆を深められるという大きなメリットがあります。自分のペースに合わせて最適な通い方を選んでいきましょう。
参考文献・引用元
文部科学省:高等学校通信教育のガイドライン(令和5年2月一部改訂)
文部科学省:高等学校通信制教育の現状
文部科学省:高等学校学習指導要領
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部
「一人ひとりに最適な学校探し」をテーマに、さまざまな進路選択を考える生徒さん、親御さんに向けて、よりたくさんの選択肢を提供できるよう、通信制高校、サポート校に関連する情報を発信しています。







