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中卒は数千万円の損!? 通信制高校が高卒を目指しやすい理由

中卒は数千万円の損!? 通信制高校が高卒を目指しやすい理由

不登校だったから、学校が好きじゃないから、金銭問題からなど、さまざまな事情で最終学歴が中卒という方がいるでしょう。どんな理由があったとしても、世の中には「中卒はやばい」「中卒はクズ」などのネガティブな意見を持つ人もいます。こうしたことから、中卒ではなく、やはり高校を卒業したいと考える人は少なくありません。

しかし、実際には高校へ進学するにはいくつかの不安要素があるのではないでしょうか。

中卒者における高校進学への不安

不安要素1:入学時期が限定される

高校への進学時期は年1回である学校がほとんど。もしすぐにでも高校へ入学し卒業を目指したいと思った場合でも、年1回の機会を待つしかありません

不安要素2:受験の難しさ

全日制高校に入学するには試験に合格する必要があります。しかし合格かどうかは入学試験の点数と中学校の内申点で判断されるため、中卒の場合は内申点が加味されない可能性があります。

そうなれば試験の結果だけで判断されることになりますが、中学卒業後からブランクがある場合は学力低下という不安要素が発生します。この場合、自力で勉強し学力向上を目指すことは可能ですが、中学校で不登校だった場合などは多くの学習量が必要となり、受験自体を諦めてしまう人も出てくることは想像に難くありません。

不安要素3:年齢差が生まれてしまう

日本ではほとんどの生徒が同年齢の生徒と小学校~高校までを共にします。そのため、中学卒業から年数が経過していると、高校に入学できても周囲と年齢差が発生してしまいます。それでも良いと考える人はよいのですが、浮いてしまうのではないかと不安を感じる人は少なくありません

中卒の就職事情や収入は?高卒との差

こういった不安要素を考えると、「中卒でもいい」と思う方もいるでしょう。

しかし、少子化や人手不足の社会背景がある昨今でさえ、就職内定率は中卒が87.5%、高卒では99.2%と、まだ10%以上の開きがあることも事実です

中卒と高卒の就職率

参考)文科省:高校・中学新卒者の就職内定状況等

このほかにも、正社員率では高卒が56.3%なのに対して中卒は33.5%

生涯賃金(退職金含めず)では、中卒と高卒では男性が約1400万円、女性では約600万円、高卒者の方が中卒者よりも生涯賃金が多くなっています

また中卒と大卒・大学院卒では、男女共に7000万円程度、中卒の生涯賃金が低いという結果が出ています

最終学歴別生涯資金

参考)独立行政法人労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計 労働統計加工指標集 2021』

中卒といっても、芸能活動やスポーツなどで夢を追っている方や、自分の特技を生かして仕事をしている方など多くの人が活躍しています。

しかし、統計的に見ればまだまだ中卒と高卒の間には差があると言わざるを得ないのが現状です。

中卒の仕事探し

仕事を探すときによく使われるのが、ハローワークや転職情報サイトです。中卒の人が求人を探す際には「学歴不問」といった項目を選択して検索・応募することを忘れないようにしましょう。

なお、高卒であれば「高卒以上」、大卒であれば「大卒以上」を条件にして検索することになります。

学歴は昔よりは重視されない傾向が強くなってきています。しかし、就職したあとも専門的な知識を学ぶにあたって、勉強が続けられるか・理解力があるかなどが求められるのが現実です。そのために、その基準として高卒・大卒などの条件を設けている企業が多くなっているようです。

資格取得には高卒が有利

将来のために手に職をつけたいと考える人がいるかもしれません。
しかし、資格試験の中には最終学歴が「高卒」、もしくは「高卒資格と同等」でなければ取得できない資格がたくさんあります。

また、資格の中には専門学校での学びが必要な資格も多数あります。例えば、美容師や理容師といったものがこれにあたりますが、美容師の専門学校に入学するにも、「高卒」、もしくは「高卒資格と同等」の資格が必要なのです。

このように、資格取得を目指すなら中卒よりも高卒のほうが有利な点があります。
なにかやりたいことができた、専門的に学びたい、手に職をつけたいと思ったときに、高卒資格を取得しておくことで、その道に進みやすくなる、とも言えそうです。

中卒からの高校卒業資格を目指すなら通信制高校へ

業界によっては学歴ではなく経験を重視する企業も多いため、中卒からでも入った会社で経験を積めば、ほかの企業へも転職は可能でしょう。
ただ、転職後に資格試験を受けるならば「高卒」もしくは「高卒資格と同等」の資格が必要となる可能性は十分にあります。

そのため、仕事にも慣れ、余裕のあるうちに定時制や通信制の高校へ入学して、高卒資格を取っておくこともひとつの選択肢と言えます。

通信制高校とは、全日制・定時制と並ぶ高校課程の1つであり、先に述べた「中卒から高校卒業を目指す不安要素」をほとんど解消できる特徴を持っています。

通信制高校の特徴1:入学時期に余裕がある

通信制高校では、入学時期が2~4つほど用意されている学校が多数となっています。そのため、4月入学だけではなく、春夏秋冬いつでも入学が可能なので、高校へ進学したい!と思ったときに、すぐに入学できるのです

また、見学なども随時募集しているので自分のタイミングで動きだすことができます。

通信制高校の特徴2:入学試験が作文と面接

通信制高校では、一般的なペーパーテストによる入試を行っている学校は少数派で、多くは作文と面接によって入試を行います。

学校によってはペーパーテストを設けている場合もありますが、それも現状の学力を知りたいという理由で行われることが多くなっています(もちろん、学力不足で入学できない通信制高校も存在します)。

通信制高校の特徴3:学年制でない

高校は必要な「単位」を取得することで卒業できます。 全日制高校が採用している「学年制」では、1年間の授業を通して全生徒が同じの単位を取得するので単位が1つでも取得できないと留年となりますが、通信制高校では「単位制」となっているので、高校在学中に必要な単位を全て取得すれば卒業することが可能です。

そのため、授業を受ける人の年齢もばらつきがあるため、年齢差を気にする人が少ないのも特徴の一つです

まとめ

ここまで中卒から高校進学したい方にとって、通信制高校は非常に便利な高校課程だということをお伝えしてきました。しかし、「高校へは行かずに大学進学をしたい」「高卒と同等の条件で仕事をしたい」、そんな方には高卒認定試験といった方法もあります。

通信制高校でも、高卒認定でも、自分に合った方法をじっくりと選んでみてください。

通信制高校自体もたくさんあるので、資料を請求して比較してみると後悔しない学校選びができるでしょう。