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通信制高校に資料請求したら電話がしつこいってホント?対応方法も解説
通信制高校・サポート校に資料請求をすると、自宅に資料を送ってもらえて便利ですが、そのあと学校から電話がかかってくることもあるようです。
資料請求の段階では、
- とりあえず気になる学校の資料が欲しい
- いくつかの学校の資料を比較したい
- 進路はまだ分からないけど、資料を見てみたい
という人も多いはず。そんな状況なのに電話がかかってきても、何を話していいのか分からない、話したくない人もいるでしょう。
しかし、せっかく興味があっても、「学校からの電話が嫌…」と資料請求自体を躊躇してしまうと、進路の選択肢を狭めてしまいます。
ここでは、学校が電話をかける理由や、電話への対応方法などをまとめました。資料請求を考えている人、すでに資料請求をして学校からの電話に困っているという人は、参考にしてみてください。
学校が電話をかける理由とは?
そもそも資料請求をしたら必ず電話がかかってくるかというと、そうではありません。電話をかける学校もあれば、メールで連絡する学校、資料を送るのみの学校もあります。
では、電話をかける学校はなぜかけるのでしょうか。
それは資料を送る前に「本人の状況を確認したいから」という理由が多くなっています。
確認したい理由は、以下のようなものが挙げられます。
①学校の受け入れ条件に合っているか
通信制高校やサポート校には、全国どこからでも入学可能な学校もあれば、入学できる地域が限られていたり、募集年齢に制限が設けられている学校などもあります。
資料請求の時点ですでに条件に合っていなければ、資料を送る前に電話で説明する学校もあるようです。
②転入・編入時期に間に合うか
転入・編入時期によっては、受付の締切日程や、入学後の履修単位数などにも影響があるため、具体的な状況を聞いておく必要がある場合も。
事前に電話をかけることで、資料が要らなくなったり、逆に希望に近い資料を送れることもある、というわけです。電話をかける理由がなんとなく分かっていれば、「学校からの電話が嫌…」という気持ちが少し薄れるのではないでしょうか。
電話はいつかかってくる?
日中に資料請求をした場合はその日のうちに、夜間に資料請求をした場合は翌日には、学校から電話がかかってくることが多いようです。
そのため、いくつかの学校を比較するために複数の学校に資料請求した場合は、電話の数が多くなる可能性があります。
まれに、次々電話がかかってきて、「電話番号が流出したのでは?」と不安になる方もいるようですが、『通信制高校ナビ』では、資料請求をした学校以外に個人情報が渡ることはないので、安心してくださいね。
電話への具体的な対応方法
資料請求後に学校らしき電話番号から電話がかかってきたら、まずは出てみてください。最初の電話を無視しても、それきりかかってこないということはほとんどないからです。
もしも今後電話をかけてほしくないのなら、その理由をはっきりと伝えても大丈夫ですよ。
例えば、
- 他の学校の資料も見たいので
- まだ進路のひとつに考えているだけなので
- 通信制高校に行くかどうかも検討中なので
など、自分の状況を伝えた上で、「必要があれば、こちらから連絡します」と伝えるとよいでしょう。
それでもしばらくしてまた電話がかかってきたら、進路が決まっているようであれば、
- 通信制高校はやめました
- 他の学校に決めました
- 入学を検討しています
などを伝えればOK。
状況がとくに変わっていなければ、最初のときと同じ内容を伝えれば大丈夫でしょう。
もし、電話がしつこいのは困るな…、出るのがめんどくさいな…と感じることがあれば、以下の対応方法を試してみてください。
電話対応へのリクエスト方法もある
『通信制高校ナビ』では、資料請求の入力フォーム上に「ご意見・ご質問等」という項目を用意しています。そこへ、以下のような記載をすることで、学校側に電話への希望を伝えることが可能です(それでも必要な場合はかかってくることもあります)。
電話をかけてほしくない場合
- 電話はかけないでほしい
- 電話NG
など
電話対応可能な時間帯の指定がある場合
- ●~●時くらいならかけてもよい
- ●曜日なら可能
- 平日以外はOK
など
具体的な内容を記入しておくとよいでしょう。
記入した内容は、資料請求先の学校が必ず確認する項目になりますので、有効にご活用ください。
学校の人と話さないのは損かも?
実際に話してみることで良くも悪くも印象が変わることってありますよね。学校も同じで、電話口の人の話し方や対応方法から、その学校がどんな雰囲気なのかを感じることができるため、少しでいいので話してみることがオススメです。
また、具体的な悩みを抱えているなら相談に乗ってもらったり、サポート体制や学費などの細かな点を確認したりすることも可能です。
学校に対して何か聞きたいことがあっても、自分から電話をかけるのはハードルが高く感じるかもしれません。しかし、学校からの電話であれば、かけてきた学校側が話を進めてくれるため、気持ちも楽に受け答えできるのではないでしょうか。
流れの中で、自分が聞きたいことを聞けば大丈夫です。
まとめ
進路を決めるときには、直接学校に行って、自分の目で見て確かめることが大切です。ただ、電話でも、学校の人と話す機会があるのであれば、その機会を無駄にせず、学校選びのポイントのひとつとして活用してみるのもよいのではないでしょうか。
『通信制高校ナビ』の資料請求をご利用後に、学校からの連絡について何かお困りのことがあれば、通信制高校ナビ運営事務局(support@tsuushinsei-navi.com)までご連絡ください。
この記事を書いたのは
通信制高校ナビ編集部
「一人ひとりに最適な学校探し」をテーマに、さまざまな進路選択を考える生徒さん、親御さんに向けて、よりたくさんの選択肢を提供できるよう、通信制高校、サポート校に関連する情報を発信しています。