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生徒は顧客

2007年11月27日

学校を経営の視点でとらえ、品質向上活動を広げる県があります。三重県立北星高校は昨年4月、四日市北高校と四日市高校の通信制を統合して誕生しました。北星高校が目指すのは「学びたいときに、学びたいスタイルで学べる学校」。その一環として、普通の国語とは別に、中学レベルの基礎を学びたいと希望した生徒が受ける「国語ステップ」という授業を設置し、午前部に9人、午後部に10人が登録しています。三重県は3年前から、全県立高校で学校の経営品質向上活動を進めており、目指す学校像を掲げ、具体的行動計画を立て、「顧客」と位置づけた生徒の満足度を高める取り組みを進めています。また昨年からは保護者や地域住民らによる学校関係者評価も実施。生徒の満足度などを示して、客観的な評価を受けています。教育を一つのサービスと考えれば、より質の高いサービスを提供し、「顧客」である生徒や保護者からの評価が上がれば、自然と学校の評価も上がり生徒数も増加する・・・といった相乗効果が生まれるはずです。県単位でのこのような試みが他県にも広がることを期待したいですね。

生徒は顧客

いじめ件数急増

2007年11月25日

文部科学省は小中高校の暴力行為の発生件数やいじめの認知件数などに関する2006年度の調査結果を公表しました。調査によると、2006年度のいじめの認知件数は124,898件に達したとのこと。前年度は国立・私立の学校が対象になっていなかったため比較対象にはなりませんが、20,143件の約6倍にも急増しています。昨年末いじめを苦に自殺する生徒が相次ぎ社会問題になったことにより、いじめの定義が変わったこと、また学校側が対策を強化したことにより認知度が高まったこと、が一因だと言えるでしょう。調査の中で「ネットいじめ」は4,883件とされていますが、表面的ないじめよりさらに複雑化、多様化しており、氷山の一角でしかないでしょう。文部科学省はいじめの温床である学校裏サイトの調査に着手したとされていますが、有効策が打たれるとは考えにくく、周りの大人たちが変化に気付いてあげることが一番の対策でしかないのかもしれません。

いじめ件数急増

兵庫県に新しい通信制高校誕生!

2007年11月21日

兵庫県の相生市は国の構造改革特区制度を活用した通信・単位制高校の設置を認可しました。加古川市のコンピューター関連会社「富士コンピュータ販売」の運営で、学校名は相生学院高校となり、一学年は190名の予定。不登校や長期欠席の生徒の受け皿とするほか、情報技術教育などに力を入れるそうです。また、サッカーJ1神戸と提携するサッカー部やドラゴンボート部など部活動にも積極的に取り組むとのこと。12月から加古川市や姫路市で学校説明会を開催し、来年2月に入学試験を実施。兵庫県は通信制高校が少なく、今まで通学できずにあきらめていた方にも高卒資格の道が拓かれるかもしれません。

◆兵庫県に新しい通信制高校誕生!

サッカージーコ元監督から直接指導!

2007年11月13日

ジーコ元日本監督が今年2月に広域通信制高校ウィザス高校のスーパーアドバイザーとして就任したことは以前このニュースでも取り上げましたが、同校は10月にジーコ氏が運営するジーコサッカーセンター(ブラ通信制高校ジル)と業務提携することで合意したそうです。ジーコ氏は学校運営へのアドバイスのほか、来日の際サッカー部の直接指導も行うとのこと。同校は不登校や中退をした生徒の再チャレンジの場を提供しているとともに、全日制より融通の利くカリキュラムでスポーツの道へ進む生徒のサポートも強化しています。サッカーを経験した人にとって、世界のジーコから直接指導を受けれることは夢の実現でもあり、ならではの試みだと感じました。

サッカージーコ元監督から直接指導!

通信制高校の学園祭

2007年11月12日

11月は学園祭のシーズンですね。もちろん通信制高校も例外ではありません。通信制高校のサポート校・聖進学院では、シンガーソングライターの河口恭吾さんがサプライズゲストとしてライブをされたそうです。平和の思いを込めて河口さんが制作した曲「地球兄弟」を同校の生徒がライブで披露することになり、実現しました。通信制高校サポート校は全日制に比べ登校日が少ないことから、友達ができるかを心配している生徒さんも多いようですが、学園祭や体育祭といったみんなで作り上げる行事もあります。特に学園祭は学校の雰囲気を見ることができるいい機会でもあります。通信制高校やサポート校で気になっている学校があれば、そういった行事に顔を出してみるのも良いかもしれません。4月入学に向けて、各学校では説明会も開催しています。自分に合う学校を探している方はぜひ説明会にも参加してみてください。

通信制高校の学園祭

4・3・4制導入

2007年11月01日

島根大が来春から、付属小中学校の6・3制を見直し、付属幼稚園の4歳児から小4を初等部前期、小3から小5を初等部後期、小6から中3を中等部とする「4・3・4」の3ブロック制を導入することがわかりました。「小1問題」や「中1ギャップ」という言葉をご存知ですか。昨今の教育現場でよく使われるようになった言葉ですが、小学校に入学した子どもが幼稚園との落差から落ち着いて授業を聞けないことが問題となっているのが「小1問題」、教科担任制への移行などで環境が変化し、いじめや不登校が増えやすいとされているのが「中1ギャップ」と呼ばれているのだそうです。こういった試みは一貫教育ができる国立や私立に限られ、公立校での対応はなかなか難しいのだと思われます。現在の教育現場では運動会で順位を付けなかったり、学芸会では全員主役・・・といった、他人と競わせないことが良いとされている風潮があります。ここでさらに一貫教育をすることにより、横並び教育に拍車がかかることが気がかりです。横並びだからこそ、そこから外れた者をいじめたり、逆に過度に持ち上げたりするのではないでしょうか。現在のままでは問題解決にならないと、試行錯誤が繰り返されています。これからの教育現場が正念場なのかもしれません。

4・3・4制導入



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