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通信制高校とは?

通信制高校とは通信による教育を行う課程のことで、学校教育法により、修業年限は3年以上と定められています。
通信制全日制定時制と並ぶ教育課程で、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができるため、勤労者や不登校者、中退者、学業不振者に適したスタイルとして注目されています。

基本的に自学自習により、課題の添削(レポート)、面接指導(スクーリング)、試験(テスト)などを通じて単位を取得。 学年制よりも単位制が多く、個人の進度で学習をすすめていくことが可能なため、最短では3年、在籍期間を活用して10年以上かけて卒業する人もいます。

通信制高校のレポートとスクーリング

レポート 
通常は自宅で学習し、学校が定めた回数のレポートを提出し、添削指導を受けます。
教科書で勉強し、与えられた課題をレポートにして郵送するのが主流でしたが、最近ではインターネットを活用したeラーニングを実施している学校もあります。

スクーリング
通信制高校にもスクーリングと呼ばれる面接指導があります。毎日の自学自習で、わからないところ、あるいは疑問に思うことを、登校した時に先生に質問するなど、直接指導を受けることをいいます。 一般的には登校日という考え方をされています。スクーリングは学校によって特色があり、月2回程度が主流ですが、全日制のように毎日登校型から年5日程度の合宿形式の集中スクーリングまでさまざまです。

入学と卒業時期について

◎入学
通信制高校は単位制・2学期制を採用している学校が多く、新入生は4月と10月に募集することが多いようです。(一部4月募集、もしくは随時募集もあり) 転入は随時、編入は新入に合わせて4月と10月に募集や転入と同じく随時募集としている学校が多いように見受けられます。

転入』 ⇒ 他の高校に在籍している生徒が、入学(転入)してくることをいいます。
編入』 ⇒ すでに他の高校を中途退学した生徒が、入学(編入)してくることをいいます。

◎卒業
2学期制の学校は4月・10月入学に合わせて、3月・9月卒業が多いようです。もちろん卒業条件として必修科目はすべて単位修得、または履修認定をされていること (74単位)が必須になります。

通信制高校と全日制・定時制の違い

全日制
通常の平日登校の過程で1日5時間から8時間の授業があり、就業年度は3年と定められています。
一般的には学年制が多いが、近年単位制を導入している学校もあります。

定時制
夜間その他特別の時間帯又は季節において授業を行う課程で、1日4時間程度の授業が行われます。
就業年度は4年から3年以上に変更されています。

単位制と学年制

単位制・・・通信制の多くで導入されています
一つひとつの科目についての学習成果を評価するもので、教科書とテキストなどの副教材を使って学習し、定期的にレポートを提出し、単位認定試験を受験します。 その年に選択した教科・科目が修得できない場合は翌年に履修することもできます。

学年制・・・一般的に全日制・定時制で導入されています
1年ごとに与えられた教科・科目を学習し、すべての単位を修得すると次の学年に進級できるシステム。
このため、単位を1つでも落とすと留年(原級留置)になり、その学年の学習をもう一度すべてやり直すことになります。

普通科、専門学科及び総合学科

通信制高校には普通科、専門学科、総合学科などの学科があります。普通科のみの学校もあれば、専門学科や総合学科を併置している学校もあります。

 

普通科
普通科とは、普通教育を主とする高等学校に設置される学科のことです。普通教育は、専門分野に特化した専門教育に対して、幅広い分野のうち特に基礎的なものを扱います。普通科では、国語・地理歴史・公民・数学・理科・保健体育・芸術・外国語・家庭・情報という各教科の教育活動が行われています。

専門学科
言葉のとおり専門的な教育を行っている学科のことです。職業教育を主とする学科(職業学科)と、そうでない普通教育をより高度に拡充させた専門教育を行う学科に分類されるといわれています。
職業学科には、農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉などに関する学科があります。 また職業学科ではない専門学科には、理数、体育、音楽、美術、外国語、国際関係などに関する学科があります。

総合学科
幅広い選択科目の中から生徒が自分で科目を選択し学ぶことが可能であり、生徒の個性を生かした主体的な学習を重視することを目的とされています。 そのため高校1年のときは幅広く学んで、2年から専門の系列の勉強を学ぶスタイルの学校が多いようです。