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学校選びの比較ポイント

あなたが、通信制高校への入学を考えている理由はなんでしょう。
そして、学校を卒業し高校卒業資格を得たあなたは、その後どうしていきたいか、そんな望みはありますか?

「全日制の高校で不登校になったから」という人もいれば
「やりたいことがあるが、全日制では両立が難しい」
「すでに成人しているけれど、高校を卒業したいと思った」という人まで、通信制高校を選ぶ理由は人それぞれだと思います。
では、あなたの理由にマッチした通信制高校を選ぶには、どんなポイントに気をつけて学校を絞り込めばいいのでしょうか。
卒業後の進路も視野にいれながら、確認すべきポイントを整理していきましょう。

ポイント① 学費で選ぶ

  • 私立か公立か
  • スクーリングが多いか少ないか
  • 専門的な勉強ができるかどうか

通信制高校の学費で差が出てくる主なポイントは上記がありますが、最も大きな差となるのが、「私立か公立か」の部分です。

全日制同様、通信制高校も公立に比べて私立の通信制高校の方が授業料は割高となります。 公立の学費は3年間で10万円程度。私立では3年間で40万円~100万円程度の費用がかかってきます。
ただし、公立は自学自習、自己責任、自己管理で卒業を目指すことが基本姿勢となるため、中学卒業程度の学力があり自主的に勉強に励める人でなければ、卒業が難しい場合もあるでしょう。

ポイント② 通学範囲で選ぶ

通信制高校は、生徒が通学できる区域によって、「広域」と「狭域」という種類に分けられます。

  • 広域通信制高校⇒ 全国あるいは3つ以上の都道府県の生徒を募集対象
  • 狭域通信制高校⇒ 高校所在地ともう1つの都道府県の生徒を募集対象

私立の通信制高校は広域通信制を導入しているケースが多く、高校とは別にスクーリング会場を設けているので県外の生徒も募集対象となっています。
少なくとも、年間20日程度のスクーリングが必要となりますので、通学に無理のない距離での高校を探しましょう。
また、普段は登校することが難しいという人でも、年に1週間程度合宿に参加すると出席としてカウントされる、「集中スクーリング」を採用している学校もあります。

ポイント③ 登校頻度で選ぶ

通信制高校にもスクーリングと呼ばれる面接指導があります。これは学校への登校日と考えてください。
一般的には月2回~週3回くらいが多いようですが、毎日登校型の学校や、年に1度の合宿形式で集中スクーリングを行う学校、インターネットを使用した放送視聴により実際の登校は年5日、といった学校など、登校頻度は学校によりバラエティ豊かです。
また、学校内でもコースが複数ある場合は、登校頻度を変えることが可能な学校もあるので、数年後の状況が分からない、といった人は、こういったコース変更が可能かどうかも、チェックしておきたいポイントです。

ポイント④ 勉強のサポート体制で選ぶ

通信制高校は自学自習が基本のため、独学による最短4年間での卒業は大変難しくなっているのが現状です。
私立の通信制高校では、タブレットやスマートフォンでも勉強が出来たり、動画の授業で勉強できる学校もあり、時間や場所を選ばず学習できます。
また、自分1人での学習が難しいという人には、「通信制サポート校」を利用するという選択肢もあります。
通信制サポート校とは通信制高校に在籍する人に対して、単位取得・進級などに必要とされる支援を行う塾のような機関です。通信制高校には通信制サポート校と提携して学習のフォローを行っている学校もあるので、そういった点から学校を選ぶのもひとつのポイントと言えます。

ポイント⑤ 学べる内容で選ぶ

通信制高校には、様々な学科やコースを設けている学校もあります。
例えば、通常の勉強を行う進学コース・美容や健康といった専門科目を学ぶ専門科目コース・資格取得やマナー研修といった社会人としての基礎を学ぶ総合学習コースといったように、そのコースは多種多様です。

もし、あなたが卒業後は大学や短大への進学を希望しているのであれば、大学進学コースを設置している通信制高校を選択したり、美容師や調理師といった免許取得を目指していれば、専門課程を設置している通信制高校を選択することで、目標への一歩を踏み出すことも可能です。
航空工学科など特殊な知識を学べる学校もありますので、自分の興味のある専門学科が設置されている学校を選ぶのもよいでしょう。

最近では、通信制高校生の進学率も上がってきており、自分の夢や目標を叶えるため、大学や専門学校へ進む生徒が増えています。
また、自由のきく学習スタイルの中で、資格を取得したり、専門科目を学ぶことで、通信制高校を卒業後にすぐに職に就くという選択をする人も多くいます。
卒業後のプランも視野に入れて、学校を比較することも自分に合った学校を選ぶポイントのひとつです。

ポイント⑥ 入学時期や転籍といった制度から選ぶ

全日制や定時制と併設されている学校は、通信制過程から全日制課程へ転籍可能な学校も存在します。
入学当初は毎日通学することが困難であっても、通信制からはじめて、ゆくゆくは全日制へ移りたいと思っている人は、そういった学校を選択肢に入れてみるのもよいでしょう。

また逆に、全日制から通信制高校に移りたい、となった場合にも、転入や編入を随時募集している通信制高校もあり、ブランクを空けずに勉強を続けることが可能です。
(※新入学は4月と10月の入学募集が一般的なようです)

まとめ

通信制高校は不登校や病気など、なんらかの事情で高校に進学しなかった生徒や高校を中退してしまった生徒が学びやすいよう配慮しているケースが多数です。全日制や定時制に比べて、学校の特色が幅広く、様々な部分でフレキシブルである、という特徴があります。

学校のサイトや、ネットで調べてもわからないことがある、という場合は、積極的に資料請求や説明会に参加し、学校のことを知ることで、精神的にも体力的にも自分に合った学校なのかを見極めて、少しでも充実した通信制高校生活を送って下さいね。