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不登校とは
不登校という言葉を最近よく耳にしますが、文部科学省では「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくともできない状況にある為に年間30日以上欠席した者の内、病気や経済的な理由による者を除いた者」と定義しています。
以前では、「登校拒否」という言葉が使われていました。平成13年度には小中学校の不登校児童生徒数が13万9千人と過去最高を更新するなど現在では憂慮すべき社会問題となっています。
平成17年度の速報値によると、不登校者は平成14年度から4年連続で減少していることになっていますが、少子化により児童数が減少していることを考慮すると、実際は高止まりとなってるのが現状です。
小中学校の不登校問題
不登校問題は学年別にみると学年が進むにつれて深刻となり、中学3年生で最も多く全体の33.6パーセントを占めています。 中学校3年生の時点で不登校であると、その中から高等学校に進学する生徒はわずかだと考えられます。
不登校の原因はさまざまですが、大きく3つに分類されています。下記により小中学校では、不登校の原因が異なることがわかります。 小学生の不登校問題は病気など本人や家庭の問題に大きく起因していますが、中学生の不登校原因になると人間関係や学業不振が4割近くまで達します。
児童が不登校になる原因やきっかけはさまざまであり、個別の対応が必要とされています。
《小学校の不登校要因》
◆「本人の問題に起因」・・・36.4%
病気・その他本人に関わる問題等
◆「家庭生活に起因」・・・27.3%
親子問題・家庭内不和等
◆「学校生活に起因」・・・21.2%
友人関係や教師との関係・学業不振等
《中学校の不登校要因》
◆「学校生活に起因」・・・39.0%
友人関係や教師との関係・学業不振等
◆「本人の問題に起因」・・・37.0%
病気・その他本人に関わる問題等
◆「家庭生活に起因」・・・16.2%
親子問題・家庭内不和等
※上記平成17年度の文部科学省からの速報値です。
高校の不登校問題
高校生の不登校問題はより深刻であり、不登校になった生徒の36.8%が高校を中退しています。またその中で10.6%の生徒が進級できずに留年しています。 こういった傾向から見ると不登校になった生徒の半数近くが、中退か留年しているのが現状です。また、不登校になった原因は、人間関係など「学校生活に起因」と病気等の「本人の問題に起因」が 約4割を占めています。また、不登校が継続している理由は「不安などの情緒的混乱」やなんとなく行く気がしない「無気力」、さまざまな理由が重なって登校できない「複合」が上位を占めています。
《高等学校の不登校要因》
◆「学校生活に起因」・・・40.8%
友人関係や教師との関係・学業不振等
◆「本人の問題に起因」・・・38.3%
病気・その他本人に関わる問題等
◆「家庭生活に起因」・・・9.8%
親子問題・家庭内不和等
※上記平成17年度の文部科学省からの速報値です。


