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通信制高校にはどんな人が通っている?

通信制高校にはどんな人が通っている?

自分の自由になる時間が多く、入学時期も比較的寛容な学校が多い通信制高校ですが、一体どんな人がどのような目的で通っているのでしょうか。実際に通信制高校に在学中である人や、卒業した先輩たちのインタビューを元に傾向をまとめました。

夢に向かって頑張る時間が欲しい

夢に向かって頑張る時間が欲しい

  • 空き時間を活用してサッカー選手を目指して練習している」
    (ルネサンス高等学校・男性)
  • 「学校で学んだことを活かして、テレビ番組のオーディションに合格!」
    (クラーク記念国際高等学校・男性)

通信制高校は一週間の時間割やスケジュールを自分で組めるので、他の活動と両立しやすいというメリットがあります。またスポーツや芸能、音楽などのレッスンを開講している学校も多く、思う存分やりたいことができる環境が整っています。

専門知識を早いうちから身につけたい

専門知識を早いうちから身につけたい

  • 「学校のプログラムでデザインの科目を学び、将来はデザイン関係の仕事に就きたい」(桜丘学園高等部・2年生・女性)
  • 「美容師の知識や技術、接遇マナーも学べる。現場に出て高校での学びの大切さを実感!」(北海道芸術高等学校・卒業生・女性)

通信制高校の中には、現役のプロを講師として招いて授業をしてくれる学校もあります。科目はデザイン、美容の他、製菓、声優、医療関係など、学校によってさまざま。高卒資格を目指しながら将来の仕事に向けて知識をつけ、経験を積むことができるのが魅力です

専門科目の勉強が、単位として認められる学校もあるので、早く興味のある分野に進みたいという目的で通信制高校を選択するようです。

単位を落とした……でも3年で卒業したい!

単位を落とした……でも3年で卒業したい!

  • 「体調をくずして前の学校で出席日数が足りなくなってしまった。
    鹿島は3年で卒業できると聞いて入学を決めた」
    (鹿島学園高等学校・卒業生・男性)
  • 「全日制の進学校だったが勉強についていけなくなり、単位を落としてしまったのをきっかけに今の学校に転校した」
    (興学社高等学院・3年生・女性)

通信制高校は単位制のため、全日制高校に比べ単位の引き継ぎがスムーズです。また少ない登校日数で卒業でき、毎日学校に通うのが難しい人も卒業しやすいことから、転入・編入先に選ぶ人も多くいます

前の学校で単位を落としてしまった、など勉強に不安がある人には個別指導コースを選択することで、わからないところからしっかりと理解を深めることができます。

マイペースに無理せず通いたい

マイペースに無理せず通いたい

  • 「自由な時間が多くやりたいことができる。バイトや塾・予備校と学校を両立している」(国際学院高等学校・3年生・男性)
  • 「勉強は自分のペースで無理なくできて、高校卒業を目指せるのが嬉しい。」(ルネサンス高等学校・女性)

通信制高校は、学校によっては年間20日程度のスクーリングで卒業できるので、仕事やアルバイト、子育てをしながらでも通うことができるのが利点です。自由に使える時間を最大限活用して受験勉強をし、大学進学を目指す人もいます

前の学校で不登校に。サポート体制のある学校がいい

前の学校で不登校に。サポート体制のある学校がいい

  • 「人間関係が上手くいかず、だんだんと不登校に。個別指導がいいなと思った」(トライ式高等学院・3年生・女性)
  • 「学校に行けない時期があって。調べるうちに全日制より通信制のほうが自分にあってるんじゃないかなと思った」(つくば開成高校・1年生・女性)

通信制高校は、カウンセラーが常駐するなど不登校経験がある生徒もしっかりサポートしてくれる体制が整っている場合が多く、安心して通えるようになったという人も多くいます

集団行動が苦手な人は個別指導を受けることも可能。不安がある人は、少人数制・担任制が多いサポート校への同時入学も検討してみるといいかもしれません。

さまざまな理由で通っている人がいます

前の学校は先生と合わなかった、妊娠・退学になってしまった、高卒資格をとって大学進学したい……など、通信制高校には他にもさまざまな理由や目的で通っている生徒がいます。

通信制高校と一口に言っても、それぞれの学校には特色があって多様な生徒のニーズに対応しているので、自分のしたいことができそうか、無理のないペースで通えそうかなどをしっかり考えた上で、自分に合う学校を見つけましょう